先輩社員インタビュー

Interview

  • 取締役 神奈川事業所
    所長 松下 覚
  • 茨城事業所 所長
    石毛 登喜夫
  • 事業本部 営業
    小日向 亘
  • 北関東事業所 営業
    関口 貴文
  • 事業本部 工事部
    戸塚 健太郎
  • 神奈川事業所 工事部
    高橋 竜吾
  • 事業本部 営業事務
    小林 咲菜

SATORU
MATSUSHITA
取締役 神奈川事業所 所長
松下 覚
  • 出身地:神奈川県
  • 社歴:17年
  • 趣味:サボテン
  • 特技:人を笑わせる

私は入社17年目で本部に次いで大きい神奈川事業所の所長を任せられています。 当社の社員は異業種からの転職組が多く、入社してすぐに現場で物置の配送・組立が出来るようになってから工事部で大型倉庫やエクステリア・外構に進む社員、そして営業部へ配属される社員と様々です。

私自身も以前は産業機器メーカーの工場で生産工程管理の責任者をしていました。当社に応募したキッカケは会社 のアピール欄に“物置販売施工量 日本一”と一言だけ書いてあり“日本一”というインパクト、それだけで応募しました。勢いで応募してすぐに面接、「明日から来てください」と言われ、即採用になりました。

趣味でDIYをやるくらいで工事経験はありません。17年以上前に自宅にある1坪くらいの物置を父親と2人掛かりで大騒ぎしながら1日かけて組立した経験はありました(近日中にマツモト物置に買い替えする予定です(笑)。 ところが当社の場合は1日に4~5棟は組立すると聞き、物置の部材を担いで1日5件も組立する事が本当に自分で出来るのか不安な部分が大きかったですね。しかし入社してみると先輩社員達が細かく指導してくれたので不安は一気に解消しましたが、毎日毎日、物置がこんなに売れているという事に本当に驚きました。

物置の組立工事を覚えた後は、総務部から「営業になってもらえないか」と打診がありましたが私自身、社会人になってから決めていたことは“絶対に営業はやらない”ということでした。前職の工程管理の時は短くて1ケ月、長ければ3ケ月のスパンで工程を管理して完了する仕事でしたので、いつも工程に追われていて1日が終わっても、これから先の完了までの工程管理を考えると気持ちもスッキリしませんでした。そういう経験から営業ではなく工事であれば当日の工事が完了すれば達成感もあり、スッキリ満足出来ると思っていたからです。ただフジ産業に入社して「出来ない」というのは簡単ですが、「チャレンジせずに出来ない」という意見を通すことは出来ませんし、自分自身もやってみないと分からない、新たな得意分野を見出すことが出来るかもしれないと考え、チャレンジすることにしました。

最初は営業の仕事ってどうすれば良いのか分からず、とにかくお得意先様に何度も何度も訪問して顔を覚えてもらうようにしました。分からない事が多いですし、提案を上手にする事も出来ないので「お得意先様と一緒になって考え、一緒になって調べる、そして一緒にやってみる」という方法で、どうすればお役に立てるか、お手伝いが出来るかを基本に営業してきました。それが少しずつでも認められ、出来るようになって来た時にはフジ産業での営業の面白さと当社がナゼ物置日本一なのか分かった気がしました。

現在の物置という商品は各社素晴らしい特長がありますが、既に成熟し完成された商品で四角いデザインで扉色が選べるというような物置ばかりです。その成熟された物置業界で今までの固定概念からは想像も出来ない【オドロキ モノオキ マツモト物置】と誕生させました。誰も出来ない・誰もマネ出来ない・誰も考えないデザインとアイデアで大変好評を得ています。それだけではなく自社工事部を最大限に生かし、マツモト物置からトータルエクステリアへの提案と会社の個性を最大限伸ばす方向に進み始めました。これが出来るのは競合しない自社製品マツモト物置と配送・組立をする自社工事部を持ち、チャレンジ精神を絶対に忘れない会社だからなのです。これから先もマツモト物置は新しいオドロキと共に当社も業界も変えていきます。

TOKIO
ISHIGE
茨城事業所 所長
石毛 登喜夫
  • 出身地:東京都
  • 社歴:12年
  • 趣味:ゴルフ
  • 特技:絵を書く

私は平成20年7月に工事部採用で入社しました。フジ産業で働いた12年間は長いようで短いようで不思議な気持ちになります。現在は茨城事業所の責任者(所長)として従事しております。当時5歳だった娘も今年、高校生になり無事に第一志望の高校へ入学が決まりました。その間に家族4人が住むマイホームを購入して夫婦共働きですが娘二人に不自由させる事なく生活出来ているのは全て会社のおかげだと感謝しております。前職は理髪店の経営をしておりましたが近隣では1,000円散髪の店舗が非常に多くなり、一定の収入はありましたが貯蓄する程は無く、娘二人の将来も考えて転職する事にしました。フジ産業を選んだ最大の理由は自宅から近いからで通勤時間はたった5分だからです(笑)。通勤時間の短さも長く勤める大切なポイントだと思いますよ。

私は工事部で入社しましたが、エクステリア・外構工事が非常に多く、入社してからはエクステリア・外構工事の手元(工事補助)をやっていました。慣れない工事という仕事と真夏の作業で入社3ヶ月後には体重が10kg減りました。物置の配送・組立工事も最初は部材を担げない状況からのスタートでしたが、先輩社員の方々からの指導やアドバイスがあり、また自ら色々な事にチャレンジすることで1年後には物置の工事を1日3~4棟は組立てできるようになっていました。

その後、上司から営業部への配置転換があり営業になりました。営業といっても商品知識も営業経験も何もない状況からのスタートでしたが、何よりも自分を助けてくれたのは工事部の時の経験でした。営業は商品知識も必要ですが、フジ産業は工事までする会社なので工事の知識が非常に重要です。それは見ただけ、聞いただけ、教えてもらったでは自分自身の能力にはなりません。工事を経験した強みで、受注したお客様の工事や商品の展示を自分でおこなう事もあります。忙しい時は営業全員が工事部に変身する会社ですから、いつのまにか私も大型倉庫やテラスの工事、基礎工事や土間工事まで出来るようになりました。

フジ産業は社主自ら物置の工事をしながら営業をしてきた会社です。社長はイナバ物置の全国組立競技会に初出場で優勝するような人です。当然、全社員にも自分自身でチャレンジをさせ、経験させて会社のレベルアップを図る、チャレンジ精神旺盛な考えや指導の社風があります。私は異業種からの転職でしたが自らのチャレンジで今現在の仕事が出来るのは大きな自信にも繋がっていますね。

現在のフジ産業は新しいチャレンジをしています。それはマツモト物置です。私たちはマツモト物置というメーカーになりました。他社製品では無く、自分達の商品を売るという不思議な感覚と有言実行でチャレンジする会社の社員でいられることに興奮を覚えます。当社は、どこの会社も考えない・やれない・マネ出来ないデザインと販売方針でマツモト物置を世に出し、大きなチャレンジをやり続ける会社ですので、非常に厳しい部分もありますが反面アットホームな部分も色濃く残る会社だと思います。

マツモト物置で大きなチャレンジの真っ最中です。その実現に向けて、私たちと一緒にチャレンジしてくれる新しい仲間を大募集しています。社会は人と人の繋がりです。会社も同じだと思います。一緒に働いてみなければ分からない事もあります。あとは自分の意思です。熱意です。フジ産業に入社して様々なチャレンジや経験をさせて頂きました。そのほとんどは社会で通用する教養的な事も多く、自分の人生の財産になっています。辛いこと嬉しいこと楽しいこと、それがあったからこそ今のフジ産業の石毛があるのだと思います。

WATARU
KOBINATA
事業本部 営業
小日向 亘
  • 出身地:埼玉県
  • 社歴:17年
  • 趣味:スポーツ観戦
  • 特技:野球

フジ産業に入社して17年目になりました。入社当時は年齢も下から数えた方が早かったですが、今では私が中堅社員になりました。高校まで11年間、野球一筋で体力と根性だけは人一倍自信があったので家の近所にあったフジ産業へ入社しました。最初は「工事をする会社」というくらいのイメージしかなく、イナバ物置のTVコマーシャル“100人乗っても大丈夫”で見ていた社主が目の前に居た時は芸能人を見た時と同じような気持ちになりましたね(笑)。

入社して工事部に配属されてベテラン工事人達と連日色々な現場に連れていかれました。最初は「一体あと何件の現場に行くのですか」と不安になって先輩に聞いた事もあるくらいです。入社して半年後の夏にイナバ物置の全国組立競技会に出場して結果は準優勝でした。とても良い経験になりましたが優勝するのが当たり前の会社なので未だに「小日向は準優勝だから・・・」と社長にも冗談を言われます(社長は優勝)。

半年後には物置以外にもガレージや倉庫、カーポートにテラスなどの工事にもチャレンジして現在では太陽光発電のソーラーパネルの取り付け工事まで出来る様になりました。その後に配車や発注をする業務を1年間経験させてもらい、昨年から「営業にチャレンジさせてほしい」と会社にお願いして営業になりました。お客様に工事内容を説明する時や工事部へ提出する工程表や施工明細書は10年間の工事経験があるので大変スムーズに対応できますが、営業としての仕事の進め方商談やメーカー交渉や企画などはまだまだチャレンジの連続です。

ただ工事、業務、営業と内容は変わっても1000軒あれば1000通りの現場でお客様に購入して頂いた商品を配送して完璧に工事してお引渡しするというゴールは同じなので、その全ての窓口になる営業という仕事が大変ですが、少しずつでも結果がでるようになっており、お客様に「ありがとう」と言われるのが本当に嬉しいですね。

あとマツモト物置を購入していただいたお客様が褒めてくれるし喜んでくれるのが本当に嬉しく励みになっています。最初は「マツモト物置なんてスタートさせて本当に会社は大丈夫なのか」と不安な気持ちもありましたが、今では本当に業界に革命が起きるかもしれないと思うようになってきました。社長からは「我々は誰も出来ない・考えない・マネ出来ないマツモト物置を販売してすごい事にチャレンジしている。真剣勝負を楽しもう!」と常々言われています。まだ私には真剣勝負を楽しむ程の強さはありませんが、大きく会社が変わろうとしている事は本当に実感できます。

私も何もわからない状態で入社して工事を覚え、業務を経験して、営業にチャレンジしています。とてもチャレンジを好む社風がフジ産業にはあります。これから会社もマツモト物置も【CHALLENGE, CHALLENGE,CHANCE(今年の全社テーマ)】の連続です。このチームに入って一緒にチャレンジをしてくれる新しい仲間を待っています。

TAKAFUMI
SEKIGUCHI
北関東事業所 営業
関口 貴文
  • 出身地:群馬県
  • 社歴:1年
  • 趣味:爬虫類の飼育
  • 特技:バスケットボール

フジ産業に入社して1年が経とうとしています。私が入社を決めた理由は入社前の体験入社で会社の雰囲気や業務内容をしっかりと知ることが出来た事と、先輩社員たちと一緒に働きたいと思ったからです。私は専門学校を卒業後、一旦は野菜を作り、出荷配送の会社に就職しましたが長く続ける事が出来ずに半年も経たずに退職してしまいました。その後もなかなか就職先も決まらずに焦る気持ちばかりでした。そんな時に学生時代の先生から「就職先を探しているなら、私が知っているフジ産業という会社が求人を出しているから面接を申し込んでみたらどうか?」と勧められました。フジ産業の会社のホームページを見ると、物置・エクステリアの会社とは分かりましたが全く知識も経験も無かったのでとても不安な気持ちになりました。面接の時に「体験入社をしてみたらどうですか?」と総務部の方から言われた時は、自分が本当に出来るか不安な気持ちも有りましたが『体験入社でチャレンジしてみよう』という気持ちになり、工事部の方に数日間同行させてもらいました。お客様のお宅に伺い、工事をするので緊張もしますし大変な事もありましたが先輩社員の方が物置やエクステリア製品の組立工事をして、お客様に喜んでもらっているのを何度も見ているうちに“自分もやってみたい”と思うようになり、正式に入社となりました。

入社後は自宅から近い、北関東事業所の工事部に配属されて毎日工事・工事・工事の繰り返しでした。最初はゴミ片付けしか出来ないレベルでしたが3ヶ月、半年と経過した時には物置の組立がキチンと出来る様になりました。そしてマツモト物置の組立工事も所長から任せてもらえるようになりました。この時は本当に嬉しかったです。
会社からは「物置という製品は、どんな立派な工場で作っても製品の50%しか完成していない。それを私たちがトラックに載せて、お客様のお宅へ運び、1000件有れば1000通りの現場で365日、晴れの日も雨の日も組立をする。私たちがキチンと組立することにより100%になる。それが私たちの仕事だ。」と常々言われています。いつもその事を忘れずに自分で考えながら工夫して組立工事をしてお客様に製品を引き渡して完了する。
毎回、違う現場なので良い部分での緊張感も有り、また先輩社員の同行で大型倉庫や基礎工事の現場も有るのでまだまだ新人の自分には貴重な経験もさせてもらっています。

最近は自分でも本当にビックリですが営業部に所属となり、全くの未経験ですが工事部での知識や技術を活かせる営業マンになりたいと思っています。社長からは「関口は22歳と若いが、私の22歳の時よりも本当にしっかりしているし、何より笑顔が最高。45歳の私よりも無限の可能性があるんだよ」と言われました。今はいろんな事にチャレンジして、いろんな事を勉強させてもらっています。今のフジ産業にはマツモト物置というすごい製品があります。今までの物置・エクステリア製品と違うのはお客様の反応です。「ついに我が家にもマツモト物置が来た」「夢のマイホーム・夢のマツモト物置」と本当にマツモト物置ファンの方に喜んでいただいています。一番ビックリしたお客様は“待ちに待ったマツモト物置の設置が嬉しくて、設置日の日付とマツモト物置と書かれた誕生日ケーキを用意されていたお客様には本当にビックリしました。更に、そのお客様は夕方からマツモト物置を眺めながら家族でバーベキューをする”と言われた時は本当に嬉しかったです。お客様から「ありがとう!」、私からも「ありがとうございました」と忘れられない出来事です。

当社での仕事、そしてマツモト物置に大きな責任とやりがいを感じています。
自分の今やっている仕事ってものすごい事なんだと思える楽しさがあります。
ビックリが面白いです。

KENTARO
TOTSUKA
事業本部 工事部
戸塚 健太郎
  • 出身地:東京都
  • 社歴:12年
  • 趣味:寝ること
  • 特技:どこでも寝れる

フジ産業へ初めて面接に行った時に「工事部希望でも別に経験なんて無くてもいい。」「会社が、お客様からお金を頂ける工事人に育てるから。そのかわり“チャレンジする気持ちと健康なカラダ”があるなら採用します。あと“怪我と弁当は自分持ち”です」と言われて、即採用になりました。その面接の時に途中から作業服を着て元気な年配の人が面接に加わり、色々と世間話をしましたが、後でその人が社主だったと知った時はビックリしたのを憶えています。工事部で入社して12年目となります。私が現場で組立した物置の数は8,000台を超えていると思います。会社から突然イナバ物置の全国組立大会に出場させられた時は正直嫌でしたね(笑)。組立の練習も日中の仕事が終わってからになるので本当に大変でしたが優勝できたので良かったと思います。しかし実際の現場はスピードを求められるのではなく、キチンと組立工事をして製品を100%完成させるのが私たちの仕事です。

“物置・エクステリアは、どんなに立派な工場で作っても製品の50%しか完成していない。
それを雨の日、風の日、1000軒あれば1000通りの現場でキチンと組立工事をすることにより初めて100%になる“という教えの通りです。いつも朝礼や夕礼では「組立する社員そのものが品質の一部。身嗜みや服装、言葉使いやトラックの運転も品質の一部だ」と言われ続けています。1日平均4~5台の物置を個人宅や企業・学校などに配送して組立工事を行っています。本当に色々な現場があり、予想もしなかった事が発生したりする場合もありますが無事に工事が完了した時はホッとするとともに自信にもなります。うちの工事部は全員社員なので、昔は現場で困る事があると他の工事人が夕方から工事応援に来てくれたり、助け合う事が出来る体制なのが心強いです。

今となっては自分が他のエリアにまで工事応援に行くようになるとは思っていませんでした。先日はマツモト物置GMの工事で広島県広島市にまでトラックで行きました。
本来はエリア外で対応出来ないのですが、お客様が「どうしてもGMが欲しい。必要な経費はすべて払うので来て欲しい」と要望されたらしく、製品代50万円・諸経費50万円の工事をしてきました。工事が終わって、お客様は本当に喜んでくれたのが嬉しかったです。何度も何度も感謝されました。それくらいマツモト物置は人気があって価格だけでは判断されない物置なのかとビックリしました。

現在は大型ガレージや倉庫の現場が増えてきて、基礎工事や土間コンクリート工事が増えてきたので布基礎工事や土間工事を覚えている最中です。左官が得意な先輩社員と同行出来る時は本当に勉強になっています。もっと色々な現場でいろんな工事を経験して工事部のエースになれるようにチャレンジしたいと思います。

明日はマツモト物置GMを栃木県大田原市まで2人チームで組立に行きます。必ずお客様から「ありがとう」といただけるように頑張ってきます。

RYUGO
TAKAHASHI
神奈川事業所 工事部
高橋 竜吾
  • 出身地:神奈川県
  • 社歴:1年
  • 趣味:釣り、アウトドア全般
  • 特技:素潜り

私は元々、動物園や水族館の飼育員になるのが夢で、アニマル系の専門学校で勉強していました。憧れていた水族館のインターシップにも何度か経験させてもらいましたが、憧れと現実の差で自分に合う仕事なのか不安な気持ちになりました。しかし、学校の卒業の時期は目前となり、就職活動も焦る気持ちばかりでした。学校の就職指導の先生に「ある会社のオーナー宅の水槽を清掃する仕事があるから一緒に行かないか」と言われ、その時にオーナーに初めてお会いしました。その時に『まだ就職が決まっていないなら、うちで働いてみませんか』とお声を掛けていただけました。物置やエクステリア・外構工事の仕事というのは全く経験も興味もありませんでしたが“職人”とも言われる、自分自身の身体を使って働く事に少し興味も有り、体験入社を早速お願いしました。体験入社初日から先輩社員の助手席に座って、お客様宅で物置を設置するお手伝いをしましたが、何も分からず初めての経験ばかりでした。工具もトラックも何もかもが新鮮で未体験の毎日に「これを自分1人でやってみたい」「達成感を味わいたい」という想いが強くなり、思いきって入社を決めました。

見る事、やる事がすべて初めてだらけで、部材を持ったりセメントを運んだり、先輩に言われるがまま、工事の手伝いをする毎日でした。自分がやっていけるのか不安にもなりましたが、所属している神奈川事業所の所長から「私も全くの異業種からの転職で入社して、最初は何も分からず出来ずの毎日だったけど少しずつでも覚えて体験してチャレンジの繰り返しで今がある。それは殆どの社員が同じ。だから高橋も少しずつでも繰り返し成長していければ自信も能力も体力も付くはずだよ。スタートは皆同じ、でも結果は変わってくるのだから今、自分が出来ることをしっかりやりなさい」とアドバイスを貰い、とても励まされた記憶があります。その時の安堵と不安が解消された気持ちで今も毎日仕事をしていると思います。先輩の職人さんに連れられて、工事のやり方や工具の使い方、現場の状況に合わせた工事内容など1つ1つ厳しく優しく指導してもらいました。毎日「今日は上手に出来るか」「もっとこうしよう」と先輩に相談したり自分自身で考えたり、現場工事を繰り返しました。

ある日、所長から「明日からは1人で工事へ行きなさい。それだけの努力と経験はしたはずだよ」と言われた時は1人で工事へ行く心配な気持ちよりも嬉しい気持ちの方が強かったです。自分だけでお客様宅へ伺う前までは不安や緊張もありましたが、現場へ着くと不思議とそんな気持ちは無くなり、今まで自分が経験した事を活かして組立作業をしました。ゆっくり慎重に、時間はかかりましたが、お客様が満足された事が分かった時に“とても楽しい・嬉しい”みたいな感情がこみ上げてきた事を憶えています。お客様にも喜んでいただき、会社にも貢献出来る事にやりがいを感じています。

今は1人でマツモト物置の設置の工事も出来るようになり、自分の出来ることが少しずつ増えてきているのを実感しています。先輩達に比べて、まだまだ出来ない事も多いですが、これからはカーポート・テラス・土間コンクリート工事などいろんな工事が出来る様にチャレンジしたいと思います。フジ産業という会社の社風は非常にチャレンジを好む社風であり、その代表格がマツモト物置だと思います。私自身もチャレンジする事が好きですし、その達成感はまだ小さいかもしれませんが喜びや達成感も感じます。これから、たくさんのお客様の工事を自分が担当して、お客様に喜んでもらい製品以上に「フジ産業の高橋に工事してもらって良かった」と言ってもらえるような職人になりたいです。そして自分が入社したばかりの時に先輩社員のみんなに色々を教えてもらった様に後輩指導が出来るように自分自身頑張りたいです。それが社会人としてのチャレンジを与えてくれた会社への恩返しにもなるし自分自身の次のチャレンジ、かっこいい職人になるからです。

SAKINA
KOBAYASHI
事業本部 営業事務
小林 咲菜
  • 出身地:広島県
  • 社歴:17年
  • 趣味:マンガを読む
  • 特技:剣道

私は地元の短大を卒業して他社で1年働いた後、フジ産業へ面接に行きました。面接の時に事業本部へ行った時の感想は「活気がある」「個性の強い会社」だと思いました。営業事務という経験はありませんでしたが総務部の方から「経験は無くても、仕事に対する熱意があれば是非入社して下さい」と言われ、その場で採用が決まりました。入社してからは先輩事務の隣に籍を置き、商品や仕事の内容の指導は当然有りましたが、社会人としてのビジネスマナーや常識などは厳しく指導される事も多かったです。(前の会社ではそういう教育や指導が無かったので今では感謝しています)。

入社して17年間の中で1番の経験になったのは販売取引先様の店舗のエクステリアセンターに2年間、常駐(店員)勤務をした事です。いままで勤めていた方が体調不良になり、「後任が見つかるまで」という話だったので「何事も経験、何事もやってみないと分からない」と前向きに考え常駐勤務になりました。最初は正直、不安だらけで1週間で辞めると思いました(笑)。ただ逆を言えば事業本部で営業事務をしている時には仕事に追われてしまうケースが多く、皆さんのペースについていくだけで四苦八苦でしたが店舗常駐の場合は空いた時間でカタログを熟読したり、展示品を掃除しながら触ってみたり、メーカーさんが来たときは色々教えてもらったりとデスクワークでは経験出来ない方法でエクステリアの知識と“どうすれば買っていただけるか、どうすれば売場にお客様が来るか“という事を販売店からの目線でも考えられるようになりました。そういう体験が自分自身を大きく成長させたと思いますし、エクステリアの面白さに気づかせてくれたのだと思います。そして店舗常駐期間を終えて事業本部の営業事務に戻りました。販売店様やお客様からの工事希望内容を確認しただけでガレージや大型倉庫などの見積金額を電話応対しながら出来るようになりました。

現在はネットショップの部門に所属しております。接客ツールの主体が電話とメールだけになり言葉と文字だけでどうすれば分かりやすくお客様に伝わるかを考えながら対応させてもらっています。最近はマツモト物置の問い合わせもとても多くなり、購入していただいたお客様から「マツモト物置カワイイ」と言われると本当に嬉しく思います。もっとマツモト物置が世間の皆様に認めてもらえるように私もチャレンジし続けます。個人的にはこれから発注や在庫管理やメーカー交渉などの業務部か商品部の仕事に非常に興味もあり、やってみたいですね。そして工事の人と一緒にトラックに乗ってお客様宅へ伺い、工事もチャレンジしたい!

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